カールの曲がった地平線

都内在住31歳の独身サラリーマンが、日々木工や読書、散歩などを楽しみつつ、いつか脱サラして小屋暮らしや旅暮らしをすることを夢見るブログ

木でベッドを作る~その5~(設計図ver2そして材料費)

年末年始の休暇を利用して木材でベッドを制作しようと考えています。


前回までに木材のたわみの公式を利用して、ベッドの肝となる支柱のたわみを計算したのでした。
hikaroon.hateblo.jp
しかし、それからだいぶ時間があいてしまいました。無意識のうちに忘れたいという心理が働いたように思います。


それはなぜかというと、たわみ計算はしてみたものの、頭の中でベッドを組み立てていく様子を想像すると、上に乗ったときに崩壊してしまう様子しか思い描けないのです。


あるいは、上からの重量には耐えられるかもしれないが、横から力がかかったときに、四本の脚が折れてしまうのではないか…


また、釘を全く使いたくないので木材を削ってホゾやホゾ穴を作るしかないのだが、そんな手先の器用なことが自分にできるとは思えない…


もしも失敗してしまった場合、材木の山がゴミとなり、安からぬ資金を無駄にすることとなる…


こういった不安の種があり、制作について考えることが先延ばしになっていきました。気が付くと制作日が目前に迫っていて、今は焦りを感じています。もう後には引けません。

設計図ver2

まず、以前に描いたイメージ図がこれです↓。

f:id:hikaru_takeuchi:20161005224416j:plain
このイメージ図を、たわみ計算の結果を受けて、より精緻な形で書き直してみました。

ベッド横から見た図

f:id:hikaru_takeuchi:20161227202707j:plain
ベッドの床板は、地上から45cmの位置にしました。ベッドの床下31cm×200cmの空間は、小型の収納ボックスが入るように設計しました(が、やっつけなので制作中に変わる可能性あり)。

ベッド横から見た図(すのこ)

f:id:hikaru_takeuchi:20161227202728j:plain
このベッドで最も長い材木である200cmの板(赤い色)の上には、11本の板がすのこ状に並びます。

ベッド後方から見た図

f:id:hikaru_takeuchi:20161227202800j:plain
後ろの2本の脚(水色)に、200cmの板(赤い色)を抱え込むようにして2本の横板が貫通しています(黄色)。

材料費

設計図ver2を基にして必要な木材のサイズと本数、そして費用を見積もります。単価は近所のホームセンターで調査しました。

2×6材(断面3.8cm×14.0cm)

長さ240cm…3本(単価1000円)
長さ182cm…2本(単価750円)

2×4材(断面3.8cm×8.9cm)

長さ240cm…7本(単価400円)
長さ182cm…1本(単価300円)

以上により材料費は7600円と見込まれます。

ラトビア・エストニア・ロシア旅行③ ようやく体調回復の兆し?古めかしくて素敵なリガの旧市街を一日散策しました。

ようやくリガに着いて晩飯を食べた後に腹痛に見舞われた翌日の話です。
hikaroon.hateblo.jp
2016/9/18 日曜日 晴れ

別れ

強烈な腹痛がときおり襲ってくるのでベッドで悶えていましたが、10時頃になってやっと起きて散策にでかけることにしました。2階の共有スペースでソファーに座っている例の中国と台湾の2人にまた会いました。昨日教えてもらったレストランで楽しい夜を過ごしたぜと伝えた。

f:id:hikaru_takeuchi:20160918102223j:plain
2人ともこれからチェックアウトするみたい。青年はバスでタリンへ行くという。女は友達の家に泊まるとか言っていたかな。それで、11時過ぎに3人で宿を後にして市場方面へと歩きました。3人で話したのは漫画とか村上春樹の話。外国人から村上春樹を熱烈に薦められるというのは面白い。今度読んでみたいと思いました。

f:id:hikaru_takeuchi:20160918105817j:plain
市場到着!敷地は広くて大きい。巨大な倉庫が何基も並んでいるし、倉庫の外では屋根のついた台の上に色とりどりの野菜や果物、ハチミツ、花束などが広げられていて、朝の陽光でピカピカと光っている。

f:id:hikaru_takeuchi:20160918104624j:plain
女の子と別れ、青年にくっついてバス停にやって来ました。バス停は市場のすぐ隣、運河を挟んで対岸にあります。そして青年を見送りました。

f:id:hikaru_takeuchi:20160918104531j:plain
僕も明日、このバス停からタリンへと行くのだ、ということでバスの券を買った。便によって値段が違うみたいだが11:30発のにしました。たった14ユーロ隣国に行けるのは安いです。

リガ中央市

f:id:hikaru_takeuchi:20160918105430j:plain
さて、また市場に戻ってきました。倉庫は野菜、肉、魚介といった品目ごとに建物が分かれています、が市場についての詳細はまた明日にします。

f:id:hikaru_takeuchi:20160918110520j:plain
全然お腹は空かないけれど、何かしら食べなくては元気が出ないと思ってケーキとブドウを買いました。

f:id:hikaru_takeuchi:20160918112636j:plain
ケーキはチョコレート、チーズ、ハニー?の3つ。これとブドウで3ユーロだからとても安かった。宿に戻ってキッチンで食べました。


食べるとまだ胃が受け付けてないような感じで体の力が抜けてしまった。とても再び外出できそうになかったので、1時間ほどベッドで休養して2時半にまた外に出かけました。お腹が時おりきゅうと痛みます。頭痛と寒気もあるようでした。


当初はラトビアエストニア→ロシアと寒くなるにしたがって、少しずつ防寒具を着込んでいく予定だったが、ラトビアでも十分寒いので、防寒服をフル装備して出かけました。

リガ旧市街

はじめに旧市街を散策します。

f:id:hikaru_takeuchi:20160918133723j:plain
きらびやかなファサードのBlack Head House

f:id:hikaru_takeuchi:20160918132700j:plain
聖ペーター教会の裏手にある「ブレーメンの音楽隊」の像。

f:id:hikaru_takeuchi:20160918133935j:plain:w480
旧市街の込み入った小路。奥に大聖堂の尖塔が見えます。

f:id:hikaru_takeuchi:20160918135046j:plain:w480
蔦の生い茂った火薬塔

f:id:hikaru_takeuchi:20160918141440j:plain
リガ城の脇を抜けてダウガバ川に来てみると、豪華客船が泊まっていました。外国へ行く船でしょうか。

運河、アール・ヌーボー・センター

f:id:hikaru_takeuchi:20160918135639j:plain
それから街中を蛇行している運河に沿って散歩しました。運河の周辺は緑が多く、憩いの空間となっています。

f:id:hikaru_takeuchi:20160918155025j:plain
こんな場所で密会してみたいですね~

f:id:hikaru_takeuchi:20160918145116j:plain:w480
巨大な猿のような宇宙人の像。子供たちが大喜びで遊んでいました。

f:id:hikaru_takeuchi:20160918153420j:plain
アール・ヌーボー・センターにやってきました。豪奢な装飾が施された古めかしいビルディングが並んでいる一角です。人の顔や、ライオンや、猫などが建物を彩っていました。

f:id:hikaru_takeuchi:20160918153543j:plain
ビルを見上げながら高揚感を感じはじめました。リガに来て良かったなと思いました。気が付くと重い足取りがいくぶん軽くなり、気分もよくなっていました。


そのせいか、アール・ヌーボー・センターはとても良い印象でした。街の中に好きな場所が見つかると、それまでよそよそしかった街が急に身近に感じて、その街が好きになります。

ラトビア大学、ロシア教会、自由広場

だいぶ遠くまで来たので、旧市街の方向へまた戻ります。

f:id:hikaru_takeuchi:20160918155845j:plain:w480
赤レンガ造りのラトビア大学。

f:id:hikaru_takeuchi:20160918160113j:plain
ロシア教会。広場にはレーニン像がありました。

f:id:hikaru_takeuchi:20160918161313j:plain
自由広場。昨晩のホッケー場は跡形もなくなくなっていました。バンドが演奏していたので立ち聞きしました。言葉も意味も分かりませんが、いいなぁ、と思いました。

もう一度旧市街

f:id:hikaru_takeuchi:20160918162913j:plain
今も残るリガ城の城壁の一部。おばけの銅像が芸術作品として展示されています。

f:id:hikaru_takeuchi:20160918163227j:plain
スウェーデン様式の門。門の下でおじさんがキーボードを演奏していました。音楽があると、街がさらに素敵な雰囲気になります。

f:id:hikaru_takeuchi:20160918163807j:plain:w480
小路

f:id:hikaru_takeuchi:20160918165316j:plain
Black Head House

宿へ帰る

f:id:hikaru_takeuchi:20160917194941j:plain
駅前のHES BURGERで早めの夕飯を食べました。肉が2枚挟んであってマヨネーズでべちゃべちゃのハンバーガーは、形を保ちながら食べるのがとても難しかったけれど、とても美味しかった。バーガーとポテトフライそしてコーラを食べながら、自分が意外に食べられることに驚きました。体調回復の兆しが見えてきて嬉しくなりました。


ちなみにHES BURGERはチェーン店のようでタリンやサンクトペテルブルグでも見かけました。安いくせにうまいです。


疲れた足どりでなんとか宿に戻ってベッドに横たわると、20時前だというのにすぐに眠りに落ちてしまいました。

(続く)

ラトビア、エストニア、ロシア旅行② やっとリガへやってきました。夜の旧市街を散策して、ラトビア料理を食べる。そしてリガに病む…

空港トラブルの末にやっとリガ空港に着いた続きです。
hikaroon.hateblo.jp
2016/9/17 土曜日 晴れ

リガ空港からリガ市街へ

f:id:hikaru_takeuchi:20160918010352j:plain
18時リガ空港着。入国審査を終えて外に出ると顔に冷たい空気を感じました。空港は郊外にあって周りは殺風景でした。222番のミニバスでリガの中心街へと向かいます。券売機の操作が分からなかったのですが、運転手に聞いたら親切にも車外に出てきて操作を教えてくれました。

f:id:hikaru_takeuchi:20160917182549j:plain
山のような不思議な形のラトビア図書館を過ぎダウガバ川を渡ったあたりでミニバスを降りました。もう19時だというのに辺りは意外に明るいです。

f:id:hikaru_takeuchi:20160917182757j:plain
橋からは、列車の鉄橋や、リガ中央市場の丸い倉庫が見えました。リガでの宿はあの線路の向こう側にあります。

f:id:hikaru_takeuchi:20160917183304j:plain
ダウガバ川から旧市街へ行くには、聖ペーター教会の天を突きさすような尖塔に向かって歩きます。尖塔がだんだん大きくなってきます。美しい眺めを目の当たりにして胸の高鳴りを感じました。

f:id:hikaru_takeuchi:20160917183519j:plain
旧市街の街並み。お菓子のようなカラフルな家が並んでいます。

f:id:hikaru_takeuchi:20160917184418j:plain
通りにはオシャレなお店がたくさんあり、テラス席もありました(が、寒くて誰も座ってませんでした)。聖ペーター教会を中心としてぐるっと旧市街を回ってみました。

リガ市街はどうしてかピンときませんでした

さて、原因はわかりませんが、どうしてか、リガの街は期待に反してどこか受けつけないものを感じました。


それはあちこち工事をしていたからかもしれないし、ローマのような賑やかな広場が見当たらなかったかもしれません。また、季節的に寒くて閑散としていたからかもしれません。


なんだか通りは寂れていて、電燈が疎らで暗いように感じます。一言でいうと全体的になんだか活気に乏しい印象でした。そして、こういう一瞬の印象が、その街に対するその後の印象を決めてしまうことがあるんですよねー。


すべすべとした石畳の道、古めかしい建物、全て素敵なはずなのになぜかピンとこないのです。

宿へ~今晩はベッドに横たわれます

f:id:hikaru_takeuchi:20160917185734j:plain
路面電車

f:id:hikaru_takeuchi:20160917190119j:plain
リガ中央市場。円筒を半分に割ったような形の倉庫が何基も並んでいます。ものすごい巨大な体積が迫ってきます。その巨大な空間に、いろいろな食材がたくさん詰まっているのを想像すると気持ちが高揚してきます。旧市街よりも格段に僕の好みです。

f:id:hikaru_takeuchi:20160917190750j:plain
中央市場からgogol通りを歩き、科学アカデミーの不気味な塔の横を過ぎて、ようやく宿に着きました。


自分のベッドを確保してやっと安堵!思えば30時間も空港や機内にいたわけなので、今晩はベッドに横になれると思うと嬉しかった。


荷物を置いて、身軽になって夕飯へと再び外出します。広間を通り抜けようとするところで中国人と台湾人の男女と出会い、挨拶や世間話をしました。


台湾人の女の子はリガ大学の友人を訪ねて来たとのことでリガは長く、安くて美味しそうなレストランをたくさん知っていたので、オススメの店を教えてもらいました。ラトビア料理が食べられるところ。

夕飯を食べに

夕飯を食べたのは旧市街にあるfolkklubs ala pagrabsという店。

f:id:hikaru_takeuchi:20160917201200j:plain
バーのようなしゃれた外観の店で、入口から階段で地下に降りて長い通路を抜けると隠れ家のような空間があり、多数の人々で賑わっていました。


それにしても、日本のようにテーブルに案内してくれるわけではないので勝手が分かりません。店員に聞くと「まず席を探して座れ」というので、空いてる席を探して店内を歩き回るがなかなかありません。


席を探して店内をうろうろしていると、ドイツ人の夫妻に呼び止められました。
「席を探しているんでしょう、ここを使いなさい」
「ありがとうございます。でも、いいんですか?」
「私たちもう食べ終わって今から帰るところなの」
思いもよらない親切をしてもらい、感謝の気持ちで胸が熱くなりながら席に着いきました。周りは集団で楽しそうに談笑している者ばかりなので、とても寂しい気持ちだったからです。


席は壁龕のような、2人がギリギリ向かって座れるような窪んだところで、真ん中に木のテーブルがありキャンドルが燃えている、とてもオシャレな場所でした。

f:id:hikaru_takeuchi:20160917212237j:plain
ラトビアの肉団子とリゾット、そしてピルスナーを注文。肉団子は大きくて硬かった。団子の周囲にはポテトとキャベツのピクルスが添えられていて、上にスメタナがかけられていました。スメタナは薄いヨーグルトのような味でした。リゾットは玄米というところが変わっていました。

f:id:hikaru_takeuchi:20160917220045j:plain
店の奥には小さなステージがあり、バンドが北欧のエキゾチックな音楽を弾いていました。色々あったけれど、音楽を聴きながら美味しい料理を食べているとなんでも許せてしまう気がします。

夜の旧市街散策

とても気分がよくなったので、食後は寒さも忘れて旧市街を散策しながら宿に戻りました。

f:id:hikaru_takeuchi:20160917221205j:plain
大聖堂

f:id:hikaru_takeuchi:20160917222312j:plain
狭い通り

f:id:hikaru_takeuchi:20160917222423j:plain
スウェーデン式の門

f:id:hikaru_takeuchi:20160917223757j:plain
自由広場では特設のホッケー場で試合が行われていて盛り上がっていました。22時半だというのにリガの人は元気です。


宿に着き、ベッドに横になると一瞬で寝入ってしまいました。そしてとてもぐっすりと眠りました。…早朝3時、腹痛で目が覚めるまでは…。

そしてまさかの腹痛…

腹の底がキリキリと痛む激しい腹痛。何度もトイレに駆けこんでしまった。原因として思い当たるのは夕飯のリゾットやスメタナです。


後から考えてみると、10度の気温の中を薄着で出歩いたためかもしれません。


一人旅で体調が悪くなると心細い。明日は朝から丸一日かけて隅々まで散策するつもりだったので、切なくもあります。こういうわけで、リガへの印象がいまだにあまりよくありません。

(続く)

ラトビア、エストニア、ロシア旅行① 羽田から上海、モスクワ経由でリガ空港へ~トラブル多発で出だしの悪い旅

2016/9/16 金曜日 小雨

今日から11日間で海外旅行に出かけます。行き先はバルト三国ラトビアエストニア、そしてロシアです。
drive.google.com
飛行機の移動時間を除くと実質9日間ですねー。予定では、

と回るつもりです。

機体遅れにより羽田空港で待ち

f:id:hikaru_takeuchi:20160916155309j:plain
15:30に羽田空港に着き中国東方航空のチェックインを完了。まずは上海経由でモスクワまで行きます。チェックインカウンターの前にはこれから国に帰る中国人たちが長蛇の列を作っていましたが、その人たちのカートに積まれている普通では考えられないほどの山盛りの荷物を見て、中国のスケールの大きさを感じました。


飛行機は17:50分発の予定。しかしカウンターのお姉さんが言うにはディレイが生じていて出発時間は未定とのこと。しばらくソファーでボーっとしていると追加情報。遅れは2時間程度ということなので、上海での乗り継ぎ時間は3時間程度。なんとか乗り継ぎできそうな感じでよかった。
f:id:hikaru_takeuchi:20160916184614j:plain

上海乗り継ぎ。ようやく旅行らしい気分に?

上海到着。外はどしゃ降りの雨。乗り継ぎはいくぶん余裕があるかと思っていたけれど、実際にはかなりギリギリでした。というのは、発着のターミナルが異なるために、いったん中国国内に入国してターミナル間の徒歩移動が必要だったからです。入国審査はよほど熱心に審査しているのか、列が一向に進まずに焦りました。

f:id:hikaru_takeuchi:20160917001706j:plain
はじめはターミナル移動が必要なことに気づかなくて、同じ建物を延々歩き続けて消耗してしまいました。こうして、今度はアエロフロートのチェックインをします。ここでもすさまじい行列。いたる場所で、なんでこんなにも遅いのかとイライラしてきます。


列に並んでいると、僕の直ぐ後ろの中国人の女に話かけられました。僕のことを中国人だと思って手続きか何かについて聞いてきたようでしたが、中国人でないと分かってからはお互い英語で話しました。


ズー・ルーという名前で、支援事業で3年間モンテネグロに行くらしい。チェックインや次の出国審査までの待ち時間の間にずっと話していたので、だいぶ気が紛れてやっと楽しい気分になってきました。


出発ロビーまでやっと来た。0時を回っていたので、売店は軒並み閉まっていたため、何か食料を買おうと思っていたのに残念、ということをズー・ルーにボソっとつぶやきました。

f:id:hikaru_takeuchi:20160917020159j:plain
するとズー・ルーは食べ物を持っているのであげると言って、小さなリュックサックを開けると、その中からリンゴがいくつも入った大袋と、インスタントの中華風甘味飲料を取り出した!リンゴが入っているとは夢にも思わなかったので、意外性から吹き出してしまった。空港は待ち時間が長いので、いつもリンゴを持っているらしい。

f:id:hikaru_takeuchi:20160917120058j:plain
機内からは満月が見えた。中秋の名月ですね~。東京で小雨、上海でどしゃ降りだった悪天候が、徐々に回復しつつあること、そしてズー・ルーとの出会いなどから、ようやく運勢が上向きになってきたように感じました。

まさかのトラブル。モスクワ空港で時間つぶし

翌朝6:20モスクワシェレメーチェヴォ空港着。そして今度はバルチック航空のチェックインを済ませます。9:20モスクワ離陸。


機体が西へ進むにつれて、地上を覆っていた厚い雲に切れ間ができて、雲塊の一つひとつが小さくなってきました。所々、濃緑色の森の中に細々と散らばっている家屋が陽光を反射して光っているのだとか、街からその深い森へと一本の小さな道が延々伸びているのだとかが見えると、気分が高揚してきました。


その矢先のこと、何やら機内アナウンスが入りました。隣席の家族が教えてくれたところによると、リガ空港でトラブルが発生したため当機はモスクワ空港に引き返すということでした…。


なんてことだ…今回の旅行はなんだか嫌な予感がする。こんなにトラブル続きのことはいままでにない。まるでボタンの糸を掛け違えたように、そうあってほしい状況が現実をすり抜けていくようだ。


モスクワ空港に戻りチケットを再発行してもらったものの、リガ空港がなかなか回復しない。結局7時間も遅延して再び機体はモスクワを離れた。空港で何時間も潰すのは容易ではなかった。本当に、やることがなくって、ひたすら端から端まで歩き回った。
f:id:hikaru_takeuchi:20160917184345j:plain
はじめて本物のピロシキを食べました。中にはマッシュポテトが入ってました。

やっとのことでリガに到着

リガに着いたのは夕方6時。本来なら昼前に着いて散策していたことを思うと恨めしく思う。せっかく休暇を取得しての旅行だから一分一秒がとても勿体なく感じる。

f:id:hikaru_takeuchi:20160918005751j:plain
しかし何はともあれ、僕はついにリガへ来たのだ。

(続く)

ブログを始めて1年が経ちました

1年経って思うこと

ブログを始めて1年がたちました。その間、約50個の記事を書くことができました。ものすごく嬉しいです!!


というのも、今まで継続できたためしがなかったからです。以前にも何回かブログを開設したことがあるのですが、10日以上続いたことがありませんでした。だから今は達成感に浸っています。


継続できた一番の理由は、本当に書きたいことだけを書くことを意識したことだと思います。アクセス数を伸ばそうとか、世間で話題性のあることを書こうとか、需要のある事書こうとか、そういうことを目論みだすと僕は書けなくなってしまうということがようやく分かりました。


できる限り、一過性のものや自分と関係ないことから離れて、自分の中から引き出したと思えるものを書かないと、続かない。そして、こうすることで思考が整理されたり、後からも参照できるものになるのだから楽しいですね。

これからの当ブログ

まずは続かないと何も意味がないので、いままでは「続けること第一」でやってきました。これがある程度うまくいったので、今後はネクストステージに進んでいきます。

ブログ仲間、コミュニティを見つける

ブログをやっている人はたくさんいるのに、現時点では何もつながりができていない。ブログ仲間がいた方が楽しいに決まっています。

フィードバックを得る

現状コメントがほとんどないのだが、書いているとやはり感想がほしくなるもの。感想でなくても、なんでもいいから反応がほしくなる。


まるで暗闇に向かって叫んでいるようで心細い。だからなんでもいいのでコメントください。


そもそもアクセス数が少ない。訪れても読まずに帰ってしまうのかもしれない。記事をもっと分かりやすい記述にした方がいいかもしれません。

アクセス数を増やす

せっかく頑張って書いてるのだから、やはり多くの人に読んでもらいたいと感じています。最近のアクセス数は5~15/日程度で推移しているところ。これまではブログランキング的なものは自分には関係ねぇと無視していたけれど、そういったPRが必要なのかもしれません。

記事が出来上がるまでの時間を短縮

旅行の記事にせよ、思索の記事にせよ、きちんとまとめようという気持ちが強すぎて(それは論理的思考や書くことに苦手意識があるからだ)、仕上げるまでに時間がかかってしまっている。


例えば5月の鹿児島旅行の記事が11月になって完結する始末。もう少しライトな記事を混ぜるのもいいかもしれない(ただの日記的な)。


*  *  *


こんな感じで、進化の道筋をイメージしています。
これからも当ブログをよろしくお願いいたします。

人気記事

これまでの50の記事の中から、アクセス数が多かった上位5位の記事をご紹介します。言ってみれば、当ブログのベスト5記事といった感じですねー。

第1位 人間の理性と感情について

hikaroon.hateblo.jp
思索系の記事は毎回とっても悩みながらまとめています。この記事も相当苦労した記憶があります。


理性は意外に多くの人が気になっているキーワードなのかもしれませんねー。「理性とは」といった検索で来られる人が多い模様。

第2位 ロシアの観光ビザを個人取得しました

hikaroon.hateblo.jp
お役立ち情報は根強い人気があります。やはりロシアのビザは取得するまでの流れが分かりづらい、ということかもしれません。「ロシア ビザ」といった検索ワードが多くなっています。

第3位 本棚、机の自作4

hikaroon.hateblo.jp
DIYも人気は高めですね。生活に密着していますもんね。この冬はベッドを制作する予定ですので、こちらの方も楽しみにしていてください。


しかしどうしてこれが特に上位に来てるのか…と気になっていたのですが、もしかして記事内に「スターウォーズ」という単語が出てきているから?案外そうかもしれません。

第4位 横浜散歩

hikaroon.hateblo.jp
散歩・旅行もこのブログの大きなテーマの一つです。横浜散歩は投稿時点からアクセス数が多かったのですが、なぜかは不明。もしかして「競馬」という単語が出てきているからでしょうか…。

第5位 統計学で大切だと思うこと

hikaroon.hateblo.jp
統計学は気になっている人が多そうですね。検索ワードで面白かったのは「統計 使う機会ない」。いやいや使えると便利ですよー笑。


合理的な説明までつけようとすると、ただのコジツケになる場合も結構ありますが。人間というものは、たとえそれが偶然の結果でも、一見すると合理的な説明を何かしらつけたがるものですからね…。


*  *  *


といったわけで、さまざまなジャンルの記事が上位に来ていることが確認でき、モチベーションが上がりました。