カールの曲がった地平線

都内在住31歳の独身サラリーマンが、日々木工や読書、散歩などを楽しみつつ、いつか脱サラして小屋暮らしや旅暮らしをすることを夢見るブログ

東京散歩(4)~野川の川べりを散歩し、深大寺で蕎麦を食べる

2015/11/29 日曜日 晴れ

日曜日に調布の深大寺周辺を散歩しました。深大寺は江戸時代より「深大寺そば」で有名であり、現在でも周辺には多くの蕎麦屋があるみたいです。蕎麦は好きな食べ物の一つなので、以前から行ってみたいと思っていました。
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散歩の起点は京王線柴崎駅です。柴崎駅は新宿から30分ほどです。

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駅を出て線路沿いを西に歩きます。電車できたのと同じ方向ですねー。そうすると野川にぶつかります。今度は野川に沿って北へ向かって歩きます。

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野川は幅の小さな小川で、川岸に下りることができます。川べりは草原となっていて、靴の下にモフモフとした地面を感じることができます。


川のすぐそばまで行けるので、水がちゃぷちゃぷと流れる心地よい音が聞こえました。不思議と周囲の建物が遠ざかったようで、街中から自然の中へやってきたかのようなすがすがしい気持ちになります。

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なかなか川べりから上がる階段がなかったので、結局中央自動車道との交差地点まで歩きました。少し行き過ぎてしまったので、佐須街道を東に進んで戻ります。

佐須街道沿いには、稲荷、琥狛神社、佐須神明宮があります。これらは昔の人が豊作を祈った社ということなので、農業がいかに古人の生活と深く結びついていたかが偲ばれます。

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琥狛神社にはかつて樹齢数百年と言われた「黒松の大木」がありましたが、20年ほど前に枯れてしまったそうです。


神社の入り口付近には「琥狛神社の碑」があります。これは高さ1.8mの巨大な直方体の石でできており、ずっしりとしたボリュームで迫力がありました。


三鷹通りを北に歩き、中央自動車道の高架をくぐって少し歩くと、左手に深大寺の参道が見えてきました。

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参道に入って直ぐの蕎麦屋「多聞」。帰りはここで蕎麦を食べることにします。

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石畳の参道には趣のある蕎麦屋や茶屋が並んでおり参拝客で賑わっていました。

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また、深大寺の山門は茅葺きで、落ち着きのあるたたずまいでした。周辺に流れている清水の透き通った静かな流れを脇見しながら散策するのは爽快でした。

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入口近くの広場でフリーマーケットをやっていました。どうやら「深大寺手作り市」というみたいです。
布多天神社つくる市・深大寺手作り市【調布一樹会】

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参道から折れて少し歩くと、動物を供養する萬霊塔がありました。さらに進むと神代植物園の入り口が見えてきます。神代と書いて深大寺と同じ「じんだい」と読むんですね。中はとても広そうなので、また別の機会に訪れることにします。

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道を戻って「多聞」で蕎麦を食べることにしました。多聞そば(720円)はこしがあり、若干太めの蕎麦でした。味はほのかに蕎麦の味がします、と書くとおかしいのですが、高級な蕎麦って、白くて、蕎麦独特のあのほろ苦甘い味があまりしない気がするんですよね。

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店から出るとすっかり日が暮れていました。参道からバスが出ており駅まで戻れるのでとても便利です。