カールの曲がった地平線

都内在住31歳の独身サラリーマンが、日々木工や読書、散歩などを楽しみつつ、いつか脱サラして小屋暮らしや旅暮らしをすることを夢見るブログ

木でベッドを作る~その5~(設計図ver2そして材料費)

年末年始の休暇を利用して木材でベッドを制作しようと考えています。


前回までに木材のたわみの公式を利用して、ベッドの肝となる支柱のたわみを計算したのでした。
hikaroon.hateblo.jp
しかし、それからだいぶ時間があいてしまいました。無意識のうちに忘れたいという心理が働いたように思います。


それはなぜかというと、たわみ計算はしてみたものの、頭の中でベッドを組み立てていく様子を想像すると、上に乗ったときに崩壊してしまう様子しか思い描けないのです。


あるいは、上からの重量には耐えられるかもしれないが、横から力がかかったときに、四本の脚が折れてしまうのではないか…


また、釘を全く使いたくないので木材を削ってホゾやホゾ穴を作るしかないのだが、そんな手先の器用なことが自分にできるとは思えない…


もしも失敗してしまった場合、材木の山がゴミとなり、安からぬ資金を無駄にすることとなる…


こういった不安の種があり、制作について考えることが先延ばしになっていきました。気が付くと制作日が目前に迫っていて、今は焦りを感じています。もう後には引けません。

設計図ver2

まず、以前に描いたイメージ図がこれです↓。

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このイメージ図を、たわみ計算の結果を受けて、より精緻な形で書き直してみました。

ベッド横から見た図

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ベッドの床板は、地上から45cmの位置にしました。ベッドの床下31cm×200cmの空間は、小型の収納ボックスが入るように設計しました(が、やっつけなので制作中に変わる可能性あり)。

ベッド横から見た図(すのこ)

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このベッドで最も長い材木である200cmの板(赤い色)の上には、11本の板がすのこ状に並びます。

ベッド後方から見た図

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後ろの2本の脚(水色)に、200cmの板(赤い色)を抱え込むようにして2本の横板が貫通しています(黄色)。

材料費

設計図ver2を基にして必要な木材のサイズと本数、そして費用を見積もります。単価は近所のホームセンターで調査しました。

2×6材(断面3.8cm×14.0cm)

長さ240cm…3本(単価1000円)
長さ182cm…2本(単価750円)

2×4材(断面3.8cm×8.9cm)

長さ240cm…7本(単価400円)
長さ182cm…1本(単価300円)

以上により材料費は7600円と見込まれます。