カールの曲がった地平線

都内在住31歳の独身サラリーマンが、日々木工や読書、散歩などを楽しみつつ、いつか脱サラして小屋暮らしや旅暮らしをすることを夢見るブログ

ラトビア・エストニア・ロシア旅行④ リガ市場で安くて美味しいご当地ご飯を食べる。旧市街の3兄弟を観光し、タリン行きのバスに乗車

体調の悪い中リガ旧市街を一日散策した翌日の話です。
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6時起床。11時間近く寝たおかげで体調は格段に良くなった。腹痛もほとんど治った。背負ったリュックが軽く感じた。今日は宿を出て、リガからエストニアのタリンへと移動する日だ。

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快適だった宿「GOGOL PARK HOSTEL」。

朝のリガ市場、市場の食堂

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9時過ぎ。今日も市場にやってきた。まだ朝の薄暗くて肌寒い中、やや厚着をした売り人たちが荷台に商品を並べ、徐々に商売をはじめている。

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昨日、台湾人の女の子から「市場に安くておいしい食堂がある」と聞いたので探した。通路にそれらしき看板があるのを見つけた。

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店ではスープ、ピラフ、マンチを注文した。

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スープは大きめにカットされた人参、カブ、ジャガイモ、そして牛肉の柔らかい塊が、ハーブと一緒に煮てあった。クレイジーソルトのような複雑な味のスープはとても美味しかった。

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ピラフはイマイチ。個人的にご飯にレーズンという組み合わせは小学校の給食から一向に慣れない。

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そしてマンチ。これは直径7cmほどもある巨大な水餃子で、上にスメタナ(ヨーグルト)がかかっている。中には刻み玉ねぎ入りの肉団子が入っている。絶品!

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メニューはこんな感じです。

リガ市場

さて、前回は不十分だったリガ市場の様子を紹介をしたい。

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外市場には種々の野菜や果物が並んでいます。この他、洋服や靴、雑貨などを扱った露店も出ています。

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丸い天井の倉庫へ!これは肉市場。犬は立ち入り禁止ですね。

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赤々とした厚切りの肉がなんとも言えず美味しそうです。元気であったならば、一切れ買って宿でステーキを焼きたかった…。

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切れ味バツグンの包丁でせっせと豚を解体していきます。

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解体完了。

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こちらは別の棟。魚介市場です。

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これもまた別の棟。砂糖漬けのフルーツやハチミツ、ナッツ、チーズなどが売られていました。


市場は目新しいものが次々とあって、見ているだけで楽しい。

旧市街の3兄弟

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10時。バスまであと90分あるので、心残りだった「3兄弟」を探しに行った。

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まずは旧市街の火薬塔。

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スウェーデン様式の門

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古い小路

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そして、見当をつけていた教会の裏手に回ると人混みができていたので、「3兄弟」だとすぐに分かった。三つの可愛らしいファサードの建物が、寄り添うようにして並んでいる。明らかに周囲の建物とは雰囲気が違っており、素朴だが親しみがあった。来てよかったと思った。

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バス停に戻る途中に通ったトンネル。

エストニアのタリン行きバスに乗車

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バス停に戻ると10分くらい余裕があったので、再び市場に行き昨日のチーズケーキをまた買った。バスで食べるためだ。

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バスは乗客が6人しかおらずガラガラ。椅子はフカフカだし、Wifiは使えるし、とても快適だった。これで14ユーロはかなりお得に感じた。


バスは信号のないほぼ一直線の道を休みなく走り続け、15:30にタリンに着いた。窓からは積み藁の転がる畑、小さな池々が見えた。


(続く)