カールの曲がった地平線

都内在住31歳の独身サラリーマンが、日々木工や読書、散歩などを楽しみつつ、いつか脱サラして小屋暮らしや旅暮らしをすることを夢見るブログ

木でベッドを作る~その6~(制作を始めました)

前回は、詳しめの設計図を作成して材料費を見積もったのでした。
hikaroon.hateblo.jp
今回からいよいよ製作です。

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近所のホームセンターで木材を購入しました。

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買ったのは設計どおりのサイズ&本数で、写真奥から
2×6材(長さ240cm)…3本
2×4材(長さ240cm)…7本
2×4材(長さ182cm)…1本
2×6材(長さ182cm)…2本
です。値段が見積もりとずれていたため、お会計は8000円でした。


まずは長い木材から必要な長さをジグソーで切り出していきます。切った後は半分程度(約1m)になり、積み重ねると思いのほかコンパクトになりました。

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ここからがこのベッド制作の肝であり、技巧が要されるところです。ベッドを釘なしで固定するために、写真のように木材に溝を彫っていきます。この溝に別の木材がうまくはまることによって固定させるんですね~。

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溝が狭すぎるとうまくはまらないし、広すぎるとガタガタと不安定になってしまいます。ちょうど良い具合に作らなくてはいけないので、緊張の連続でございます。

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溝を彫られた板たち。そこそこ納得いく感じで彫れたので、達成感を感じました。本日の作業はここまで。

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本日も木材に溝を彫っていきます。溝だけでなく穴も彫ります。この穴に別の木材がすっぽり貫通するというわけです。


まずは四隅にインパクトドライバーで直径1cmの穴をあけ、そこにジグソーを通して彫りました。めんどくさいので正直やりたくありませんでしたが、想定よりも簡単にできたのでホッとしました。

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組み立ててみるとこうなります。


今日はあまり作業してませんがこれで終わり。

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のし板を物置から引っ張り出してきて年越しそばを打ちました。


結果は…うーん、モサモサしていて美味しくない。数年前と比べれば格段につながるそばになってきましたが、硬くて食感がボソボソです。粉を均一に混ぜられていない、そして水回しがうまくいっていない、ことが原因かな…。


次の年末に期待します笑


蕎麦と天ぷらを準備して、紅白を見ながら団欒して、日付が変わるころ幼馴染らと近所の神社に初もうでに行って…といういつもと変わらぬ年末で、なんかありがたいなと思いました。

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木材に溝を彫って、はめてみて、はまらなければ少しずつ削って、という地道な作業をひたすら続けて、だんだんベッドの形ができあがってきました。


この日はこの地道な作業だけをして日が暮れました。

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とてもいい天気で、コートを着ると汗ばむほどの暖かさでした。

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ベッドの上にすのこ状に渡した板がピタリとはまるように、0.5mm程の薄い溝を彫りました。カチッとはまると、気持ちいい♪

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やすりをかけて今回の作業はひとまず終わり。

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形が出来上がってくるとワクワクしてきて、いてもたってもいられなくなり、さっそく布団を敷いてみました。
寝転がると、目の前に吸い込まれてしまいそうなほど青々とした空が広がっていました。

制作の今後

ここまで作ってみて直す必要を感じているのが、第一にベッドの長さです。あと10cm短くても大丈夫そう。


第二にすのこ状の板の本数。現状だと間隔が開きすぎて寝転がると背中が凸凹して不安定な感じです。あと2本程度増やすといいでしょう。


それが終わったら塗装したいなー。色は、何色にしよう?黄色は、面白い夢が見られそうでいいかもな。