カールの曲がった地平線

都内在住31歳の独身サラリーマンが、日々木工や読書、散歩などを楽しみつつ、いつか脱サラして小屋暮らしや旅暮らしをすることを夢見るブログ

長野旅行①~松本城、旧開智学校を観光して女鳥羽そばを食べました~

2016/10/29 土曜日 曇り


今日から三連休で長野を旅行する。一日目は松本市内を観光し、二日目は立山黒部アルペンルートを通り富山へと抜ける。そのまま北陸新幹線で長野へと舞い戻り、最終日は長野市周辺を観光する。こんなプランだ。

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やってきたのはバスタ新宿。南口から高島屋の間は長らく工事中だったが、ふと気がついてみるとバスターミナルが完成していたので、まるで一晩の間に突如現れたかのような驚きを感じてしまった。

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8:55分、松本行きのバスに乗車。料金は3500円。

松本到着

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バスに乗ること4時間。渋滞のため一時間遅れで松本駅前に到着した。繁華街のような公園通りを直進すると、「牛つなぎ石」のあたりに出た。

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上杉謙信武田信玄に塩を送った際に、それを運搬していた牛をつないだ石らしい。黒くて、触るとスベスベとしていた。

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千歳橋を渡ると、女鳥羽川に沿ってナワテ通りが続いており、古めかしい店構えの土産屋が並んでいる。

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もっとも、古めかしいだけで造りは最近のもののように見えた。売り物も観光の記念品のような品々ばかりであまり興味を引かれなかった。

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ナワテ通りの途中に四柱神社がある。鳥居をくぐり、丸橋を渡り境内に入ると、赤く色づいた楓が植わっており、人々が写真撮影をしていた。

松本城

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ナワテ通りを後にして、大名通りを歩くこと5分ほどで松本城の入り口に到着した。

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まずは堀沿いに歩いて城を眺める。城はコの字型の堀の角に突き出すように建造されており、堀を歩くにしたがって徐々に容貌を変えていく様子に夢中になった。

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城は真っ黒に塗られており(それで「烏城」の異名があるとのことだ)、石垣との接続部分には斜めにせり出した「石落とし」が目立つ。頂点に見える唐破風、しゃちほこが立派だ。


僕はそこまで城に興味があるわけではないけれども、眺めているとなんともいえない満足感があり充足した。

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さて、城内に入る前に、復元された太鼓門を見た。門を支える丸太の太さに驚いた。一の門と二の門の間は枡形と呼ばれる四方を囲まれた空間になっており、その目立つところに、二人分の高さはありそうな巨大な「玄蕃石」が配されている。

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火災で焼失した本丸跡を抜けて、天守閣に入る。

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大体どこの城でもそうだろうが、当時の装飾や家具などはあまり残っていない。それでも、急な木の梯子を上って上へ上へと最上階を目指して上っていくのは楽しいものだ。

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明治になると、西欧文化がもてはやされ、古来の日本文化は時代遅れだと否定された。それで無数の社寺や城が無価値なものとして取り壊され、タダ同然の価格で売り飛ばされた。松本城も危機に瀕していたが、寸でのところで難を逃れたということだ。

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城は日本の文化を代表するものだから、今となっては無くてはならないものだ。現状よりも破壊が行き過ぎていなくてよかったと安堵した。当時の天守閣を残している城は全国に僅か12しかないとのこと。

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明治のこの失敗は今にも通じるものがある。「今のものは間違っているから終わりにして、新しいものを始めなくてはならない!」という急進的な考え方には十分注意しなくてはいけない。改革とか、抜本的な見直しが必要とかの思想には、よく疑ってかからないといけない。

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松本城ではとくに木材に感動した。松本城に限らず日本の城は木材で組み立てられているわけだが、木材でこんなにも巨大なものが作れるのか!と感嘆した。極太な木材を組み合わせ、柱を垂直に継ぎ足していく、その苦労の後が残っているような気がして、柱を食い入るように見回した。

松本神社、司祭館、旧開智学校

松本神社を経由して、司祭館と旧開智学校を観光した。

松本神社

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司祭館

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旧開智学校

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旧開智学校は明治9年(1876)に建築されたもので、洋風・和風・中国風と様々な様式が混ざり合った建築物(擬洋風建築)だそうです。

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内部の展示も見ごたえがあり、日が暮れてしまいました。

中町通り

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松本城まで引き返すと、広場にブラスバンドやチアリーディングの集団が集まっていました。「2018信州総文化祭」という横断幕が見えましたが、何か予選的なものをやっているのでしょうか。

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女鳥羽川まで戻り、中町通を散策します。中町通沿いには雰囲気のある雑貨屋さんやカフェなどが続いていて、歩くのが楽しいです。雑貨を買いたいところですが、初日から荷物を重くするわけにもいかないので、見るだけにとどめました。

女鳥羽そば、塩井の湯、そして宿へ

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女鳥羽川沿いの「女鳥羽そば」で蕎麦を食べました。これは美味しい!

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松本城近くの銭湯「塩井の湯」で疲れを取り、松本駅へと向かいました。

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松本駅から電車で20分ほどで豊科駅へとやってきました。

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ここから徒歩15分の漫画喫茶「自遊空間あづみ野店」が今晩の宿です。足を延ばして横になって快適に眠れました。

東京散歩~浅草~

2016/10/16(日)晴れ

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用事を済ませて17時前。もう日が暮れかけていますが、松屋浅草のレトロなビルから散策を始めます。

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まずは隅田川にかかる吾妻橋の橋詰にやってきました。ビールジョッキの形をしたアサヒビールタワー、金色に燃える炎のオブジェのスーパードライホールそして東京スカイツリーが見えます。観光客や家族、カップルらが和気あいあいとしてるのを眺めると気が和みました。

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隅田川の畔に降りて、次の橋(駒形橋)まで南に歩きます。隅田川には屋形船が今夜の出番を待っていました。

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駒形橋の脇には駒形堂があります。駒形堂は、およそ1400年前に隅田川から仏像が救い上げられたことから、この地に建てられたそうです。

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駒形堂でV字に折り返して、雷門通りを北上すると、雷門前に出ます。

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雷門の赤提灯はやはり巨大で、いつ見ても迫力があります。その大きさはなんと3.3m。幕末(1865)に焼失してから約百年後の1960年に再建されたものだそうです。門の右には風神、左には雷神が配されています。

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門をくぐり、仲見世を歩きます。小路の両側には土産物屋が軒を連ねており、参拝者や観光客でまるでお祭りのような賑やかさです。

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小舟町の提灯の下がる宝蔵門。

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阿吽の仁王像

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やっと浅草寺の本堂が見えました。

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日が暮れてしまったからか、常香炉には線香が燃えてませんでしたが、人々が僅かに残った煙にあやかっていました。

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残念ながら五重塔は修理中でした。

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境内には屋台がでており、お祭り気分が味わえそうです。

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再び宝蔵門をくぐろうと振り向くと、なんと巨大なワラジが門にへばりついていました。山形県村山市の奉讃会によって奉納されたもので、制作には延べ人数800人、一か月がかかったそうです。約10年に一度作られるとのことなので、見られたのはラッキーだったかもしれません。健脚を祈ってワラジにタッチしました。

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仲見世の途中で折れて、伝法院通りを進みます。和な雰囲気が整備されており散策していて楽しいです。

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小腹が空いたので浅草メンチを食べてみました。

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伝法院通りが終わるあたりのローヤル珈琲で小休憩。ホットサンドを食べました。カリカリの食パンに挟まれたアスパラの食感とチーズの風味が合っていてとても美味しかったです。しかし、ホットサンドと一緒に飲み物も注文しなくてはいけなかったらしくて少し怒られてしまいました。

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店内はレトロな雰囲気ですが、かかっている絵はタバコでくすんでいて微妙だと思いました。そういう仕様なのでしょうか。

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食後は新仲見世のアーケードを歩きます。

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浅草演芸ホールドン・キホーテ

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飲み屋が軒を連ねる通りがありました。こういう賑やかな通りは好きです。路上にせり出してテーブルが並んでいるからか、なんだか台湾やベトナムを思い出しました。

木でベッドを作る~その6~(制作を始めました)

前回は、詳しめの設計図を作成して材料費を見積もったのでした。
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今回からいよいよ製作です。

12/30

近所のホームセンターで木材を購入しました。

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買ったのは設計どおりのサイズ&本数で、写真奥から
2×6材(長さ240cm)…3本
2×4材(長さ240cm)…7本
2×4材(長さ182cm)…1本
2×6材(長さ182cm)…2本
です。値段が見積もりとずれていたため、お会計は8000円でした。


まずは長い木材から必要な長さをジグソーで切り出していきます。切った後は半分程度(約1m)になり、積み重ねると思いのほかコンパクトになりました。

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ここからがこのベッド制作の肝であり、技巧が要されるところです。ベッドを釘なしで固定するために、写真のように木材に溝を彫っていきます。この溝に別の木材がうまくはまることによって固定させるんですね~。

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溝が狭すぎるとうまくはまらないし、広すぎるとガタガタと不安定になってしまいます。ちょうど良い具合に作らなくてはいけないので、緊張の連続でございます。

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溝を彫られた板たち。そこそこ納得いく感じで彫れたので、達成感を感じました。本日の作業はここまで。

12/31

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本日も木材に溝を彫っていきます。溝だけでなく穴も彫ります。この穴に別の木材がすっぽり貫通するというわけです。


まずは四隅にインパクトドライバーで直径1cmの穴をあけ、そこにジグソーを通して彫りました。めんどくさいので正直やりたくありませんでしたが、想定よりも簡単にできたのでホッとしました。

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組み立ててみるとこうなります。


今日はあまり作業してませんがこれで終わり。

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のし板を物置から引っ張り出してきて年越しそばを打ちました。


結果は…うーん、モサモサしていて美味しくない。数年前と比べれば格段につながるそばになってきましたが、硬くて食感がボソボソです。粉を均一に混ぜられていない、そして水回しがうまくいっていない、ことが原因かな…。


次の年末に期待します笑


蕎麦と天ぷらを準備して、紅白を見ながら団欒して、日付が変わるころ幼馴染らと近所の神社に初もうでに行って…といういつもと変わらぬ年末で、なんかありがたいなと思いました。

1/1

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木材に溝を彫って、はめてみて、はまらなければ少しずつ削って、という地道な作業をひたすら続けて、だんだんベッドの形ができあがってきました。


この日はこの地道な作業だけをして日が暮れました。

1/2

とてもいい天気で、コートを着ると汗ばむほどの暖かさでした。

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ベッドの上にすのこ状に渡した板がピタリとはまるように、0.5mm程の薄い溝を彫りました。カチッとはまると、気持ちいい♪

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やすりをかけて今回の作業はひとまず終わり。

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形が出来上がってくるとワクワクしてきて、いてもたってもいられなくなり、さっそく布団を敷いてみました。
寝転がると、目の前に吸い込まれてしまいそうなほど青々とした空が広がっていました。

制作の今後

ここまで作ってみて直す必要を感じているのが、第一にベッドの長さです。あと10cm短くても大丈夫そう。


第二にすのこ状の板の本数。現状だと間隔が開きすぎて寝転がると背中が凸凹して不安定な感じです。あと2本程度増やすといいでしょう。


それが終わったら塗装したいなー。色は、何色にしよう?黄色は、面白い夢が見られそうでいいかもな。

2017年の指針

年が明けてから早くも2週間が過ぎてしまいました。
本年も当ブログをよろしくお願いいたします。
来月引っ越しを予定しているため、最近は部屋の片づけに追われています。


片付けをしていると、いかに物が過多であるかを実感しますね~
本はざっと数えたところ1000冊ほどありそうです。
果たして一生の間に読めるのだろうか?とその存在に懐疑的になります。
必要だと思って買った物も、あとあと不必要だったことが多いと気づかされます。


とにかく、今は引っ越しが無事に済んで、早く生活が落ち着くといいなと思っています。

2016年を振り返る

昨年は「コミュニケーションを意識する」というテーマのもとに目標を設定したのでした。
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僕は目標を設定してうまくいったためしがないので、目標自体には重きをおかないということでテーマを設定し、目標はあくまでテーマを見失わないようにするためのものという位置づけでした。


一応、その目標がどうなったのか確かめてみました。

読書年間36冊

30冊程度でした。 ×

ブログ50記事

41記事でした。 ×

旅行す

海外はバルト三国、ロシア。国内は鹿児島、伊豆、長野、富山、兵庫、京都とあちこち行きました。都内も色々散策しました。 〇

TOEFL受験する

してないし申し込んですらいない。 ×

絵を展覧会に出品

上野の森美術館の「日本の自然を描く展」に出品しました。 〇

二輪免許取得

してないし申し込んですらいない。 ×


ということで全然目標達成してませんね…
TOEFLとか、免許とか、要はそれほど重要じゃなかったってことですね♪


目標は散々だったものの、昨年はコミュニケーションを実感した一年でした。
同窓会から交友が復活したつながりがいくつもあったし、別の旧友を訪ねて旅行にも行きました。路上からつながった関係もありました。それ以外でも際立って出会いの多い一年だったと思います。


テーマを設定するというのは、なんとなく自分に合った方法なのかもしれませんね。

2017年の指針

そこで今年も引き続き指針を作ることにしました。


これが当ブログの今年の方向性ともなっていくわけなので、予告のようなものですね。


今年のテーマは「思考よりも行動する」です。


僕はどちらかというと思考型の人間で、行動するよりもまず策を練ろうとするタイプです。


しかしそれは思考力が優れているという訳ではなく、理由なく一歩踏み出すことにただならぬ恐怖を感じるからのように思われます。


その結果、行動するよりもまずは下調べと銘打って部屋に閉じこもり、一生懸命研究した挙句、結局何も分からない。いや、これだけ考えて分からないということは、実は大変に難解なことなのかもしれない。あるいは、問題はもっと他の所にあるのかもしれないから、研究対象を広げよう…


と、ずぶずぶと思考の底なし沼にはまっていきます。


世の中のことの半分くらい(?)は、考えても分からず、行動してこそ分かるものではないでしょうか。それは論理的ルールが空想上のものであることからも、物理法則が近似でしかないことからも明らかなわけなのですが、そうは思っていても、恐怖心が無意識にはびこり、頭に思考をするよう指図してきます。


今年こそは、この思考の呪縛から、逃れてやるぞ!という意気込みで過ごしたいですね~

テーマの下に設定される目標

旅行

海外はトルコ、ギリシャバルカン半島、中国、カンボジアあたりに行ってみたいです。(一番行きたいのはカミュを訪ねてアルジェリアですが、ISとか恐いのでナシ)


国内は東北(岩手、秋田、山形)や群馬(富岡製糸場草津温泉)に行ってみたいですね~。

小説を書く

なんでもいいからストーリーを作り上げたい。

肉体改造

行動を起こすには体が健康じゃないといけないですよね。30歳を過ぎて太ってきたこともあり、意識して痩せるために運動したいです。

読書

今年は主に小説や詩が読みたいです。想像して感情に照らし合わせて読むよう意識したい。そうすれば、思考の管轄から抜け出せるのではないのでしょうか。
今年も36冊を目標にします。

美というのもやはり感覚的なものであり、論理的思考の範疇を超えますね。
今年は連作を出品したいです。できるかな~

ブログの継続

定期的に物書きをすること、これは行動力がいりますね。年明け2週間もうだうだ書かずにきてしまいましたが、バシッと気持ちを切り替えて書けるようになりたいです。
今年も50記事を目標にしていきます。

その他

小型二輪免許(笑)

ラトビア・エストニア・ロシア旅行④ リガ市場で安くて美味しいご当地ご飯を食べる。旧市街の3兄弟を観光し、タリン行きのバスに乗車

体調の悪い中リガ旧市街を一日散策した翌日の話です。
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6時起床。11時間近く寝たおかげで体調は格段に良くなった。腹痛もほとんど治った。背負ったリュックが軽く感じた。今日は宿を出て、リガからエストニアのタリンへと移動する日だ。

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快適だった宿「GOGOL PARK HOSTEL」。

朝のリガ市場、市場の食堂

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9時過ぎ。今日も市場にやってきた。まだ朝の薄暗くて肌寒い中、やや厚着をした売り人たちが荷台に商品を並べ、徐々に商売をはじめている。

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昨日、台湾人の女の子から「市場に安くておいしい食堂がある」と聞いたので探した。通路にそれらしき看板があるのを見つけた。

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店ではスープ、ピラフ、マンチを注文した。

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スープは大きめにカットされた人参、カブ、ジャガイモ、そして牛肉の柔らかい塊が、ハーブと一緒に煮てあった。クレイジーソルトのような複雑な味のスープはとても美味しかった。

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ピラフはイマイチ。個人的にご飯にレーズンという組み合わせは小学校の給食から一向に慣れない。

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そしてマンチ。これは直径7cmほどもある巨大な水餃子で、上にスメタナ(ヨーグルト)がかかっている。中には刻み玉ねぎ入りの肉団子が入っている。絶品!

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メニューはこんな感じです。

リガ市場

さて、前回は不十分だったリガ市場の様子を紹介をしたい。

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外市場には種々の野菜や果物が並んでいます。この他、洋服や靴、雑貨などを扱った露店も出ています。

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丸い天井の倉庫へ!これは肉市場。犬は立ち入り禁止ですね。

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赤々とした厚切りの肉がなんとも言えず美味しそうです。元気であったならば、一切れ買って宿でステーキを焼きたかった…。

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切れ味バツグンの包丁でせっせと豚を解体していきます。

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解体完了。

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こちらは別の棟。魚介市場です。

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これもまた別の棟。砂糖漬けのフルーツやハチミツ、ナッツ、チーズなどが売られていました。


市場は目新しいものが次々とあって、見ているだけで楽しい。

旧市街の3兄弟

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10時。バスまであと90分あるので、心残りだった「3兄弟」を探しに行った。

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まずは旧市街の火薬塔。

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スウェーデン様式の門

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古い小路

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そして、見当をつけていた教会の裏手に回ると人混みができていたので、「3兄弟」だとすぐに分かった。三つの可愛らしいファサードの建物が、寄り添うようにして並んでいる。明らかに周囲の建物とは雰囲気が違っており、素朴だが親しみがあった。来てよかったと思った。

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バス停に戻る途中に通ったトンネル。

エストニアのタリン行きバスに乗車

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バス停に戻ると10分くらい余裕があったので、再び市場に行き昨日のチーズケーキをまた買った。バスで食べるためだ。

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バスは乗客が6人しかおらずガラガラ。椅子はフカフカだし、Wifiは使えるし、とても快適だった。これで14ユーロはかなりお得に感じた。


バスは信号のないほぼ一直線の道を休みなく走り続け、15:30にタリンに着いた。窓からは積み藁の転がる畑、小さな池々が見えた。


(続く)